今日から四月ですね。
「最近、なんだかイライラしやすい」「気分が落ち込みやすい」「肩こりや頭痛がつらい」「ぎっくり腰」——そんな春特有の不調を感じていませんか?
4月4日~「清明(せいめい)」という時期になります。

「清明」は、太陽の位置で1年を24の季節に分けた「二十四節気」のひとつ。
草木が芽吹き、清らかで明るい“気”が満ちる時期とされています。
自然界がいきいきと輝きだすこの季節は、心と体を整えるきっかけを作るのにぴったりなタイミングです。
今回は鍼灸師の視点から、清明の季節に取り入れたい養生法をお届けします。
「肝」のはたらきを意識する
東洋医学では、春は「肝(かん)」の季節。
「肝」は気の流れを整え、情緒や筋のめぐり、目の調子などにも関係すると考えられています。
イライラや気分の落ち込み、肩や首のこり、頭痛、ぎっくり腰、目の疲れなどは、 この「肝」と関連する不調の一つとして捉えられることもあります。
1. 春の食養生
「肝」が好むとされるのは、青(緑)色の食材。
おすすめの食材をいくつかご紹介します。
- 緑黄色野菜(ほうれん草、小松菜、春菊など)
→ 肝のめぐりを整えるとされ、春のデトックスにも◎ - 柑橘類(レモン、グレープフルーツなど)
→ 気の流れをスムーズにし、さっぱりと気分転換に。 - 豆類・発酵食品(納豆、味噌、ヨーグルトなど)
→ 腸内環境を整えることが、肝のサポートにもつながると考えられています。
2. 自然にふれて、気の巡りをサポート
清明の時期は、屋外での活動が心身に心地よい刺激を与えてくれます。
自然に触れることでリラックスやリフレッシュのきっかけに。
具体的な方法
- 朝の散歩:新鮮な空気を吸いながら、無理のないペースで歩いてみましょう
- 深呼吸:花や草の香りを感じながら、ゆっくりと呼吸を整えて
- 森林浴:自然の中に身を置くだけで、気持ちが落ち着くこともあります。
3. 良質な睡眠を意識する
春は日が長くなり活動量が増える一方で、寒暖差や気圧の変化で疲れが溜まりやすくなります。
質の良い睡眠が、体の回復の土台に。
良質な睡眠のポイント
- 就寝前のスマホ・PCの使用はなるべく控える。
- カモミールティーやしょうが湯など、温かい飲み物でリラックス。
- アロマやストレッチで副交感神経をサポート。
4. 鍼灸・ツボ押しを取り入れたセルフケア

春は自律神経のバランスが崩れやすい時期とも言われます。
そんな時期におすすめのセルフケアとして、簡単なツボ押しを取り入れてみませんか?
たとえば、「合谷(ごうこく)」というツボは、気分がすっきりしないときに刺激する方も多いポイントです。
場所:親指と人差し指の間のくぼみにあります。
方法:息を吐きながら、心地よい強さでゆっくりと押しましょう。
また、セルフお灸を取り入れてみるのもおすすめです。
※体質や体調により最適なケアは異なりますので、ご不安がある方は専門家にご相談くださいね。
まとめ
「清明」は、新たな季節のエネルギーをたっぷりと取り入れやすい時期。
食生活、自然とのふれあい、睡眠、セルフケアなど、無理のない範囲で春の養生を取り入れてみてはいかがでしょうか?
ちょっとした工夫で、心も体もぐんと軽くなるかもしれません。
気になることがありましたら、いつでもお気軽にご相談くださいね。
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