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穀雨(こくう)=春の土用におススメの養生

管理者 2025.04.20

新年度が始まり、先日の16日や来週21日月曜日、もしくはゴールデンウィーク明けからお仕事復帰されるママさんも増えてくる時期ですね。
生活に慣れるまではバタバタと忙しい毎日かと思います。体調管理にも気をつけてお過ごしください。

今年は4/20~5月の初めまで、穀雨(こくう)という時期になります。

穀雨

一年間を24に分けた季節の考え方『二十四節気』
穀雨=穀物の成長を助ける雨

今年は4月20日〜5月の初めまでが「穀雨(こくう)」という時期になります。
一年を24に分けた季節の考え方「二十四節気」のひとつで、穀雨とは「穀物の成長を助ける雨」の意味があります。

 

温かい春の雨が降り、田植えや茶摘みの準備も整ってくる頃。
変わりやすい春の天気も徐々に落ち着き、日差しも少しずつ強く感じられる時期ですね!

 

そしてこの次の時期は「立夏」、5月初旬にはもう“夏の始まり”となります。
つまり、この「穀雨」の時期は、春から夏へ向かう季節の変わり目=「春の土用」にもあたるのです。

東洋医学の視点から見る「春の土用」

東洋医学円グラフイラスト

東洋医学では、この「土用」の時期に特に影響を受けやすいとされるのが、「脾(ひ)」という臓腑です。

 

「脾」は、飲食物からエネルギー源となる「気・血・水(津液)」を生み出し、それらを体中に巡らせる役割を持つと考えられています。 また、血液が外に漏れ出さないように支える働きがあるとも言われています。

 

わかりやすく言えば、エネルギーを“つくる・運ぶ”場所というイメージですね。

春の土用は「脾」をいたわるタイミング

土用の時期には、「脾」のはたらきを意識した生活を心がけるとよいとされています。
そのためには、消化に負担をかけにくい食事がポイントです。

 

  • 暴飲暴食を避ける
  • 遅い時間の食事を控える
  • 冷たい飲み物や食べ物をとりすぎない
  • 脂っこい・辛すぎるなど刺激の強いものは控えめに
  • 心配ごとや考えすぎでストレスをためすぎないようにする

 

どうしても夕食が遅くなってしまう時は、 温かく、やわらかく、消化の良いものをゆっくりよく噛んで食べることを意識してみましょう。

脾がよろこぶ食材とは?

おすすめの食材は、自然な甘みがあり、黄色っぽい色をした食材です。

 

たとえば…

  • 穀類(ごはん、雑穀など)
  • まめ類
  • いも類(さつまいも、じゃがいもなど)

 

これらの食材を温かく、やわらかく、消化しやすく調理することがよりおすすめです。

 

また、タケノコなど旬の食材も季節に沿った選択として取り入れてみるのもよいでしょう????

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