管理者 2025.06.10
6月は「脾」と「心」に注意したい季節

梅雨の足音が聞こえはじめるこの季節、「なんとなく疲れやすい」「気分が落ち込みやすい」
そんな“ゆらぎ”を感じている方も多いのではないでしょうか。
東洋医学では、季節の変わり目や湿度の高い時期には、「脾(ひ)」=胃腸と消化吸収の働きが弱りやすいとされています。
また、5月の立夏をすぎて夏に向かう今は、「心(しん)」=精神・睡眠・血の巡りにも負担がかかりやすく、「眠れない」「焦る」「やる気が出ない」などの不調を感じやすい時期です。
養生って、難しく考えなくていいんです
養生とは、「今の自分に合った、やさしい暮らし方」のこと。
- 冷たいものを減らして温かい飲み物を
- 朝は5分だけでも深呼吸をして“気”の巡りを整える
- スマホより“空を見る時間”を
- 疲れた日は、白湯とおかゆで「内臓の休日」を
ちょっとしたことの積み重ねが、ゆらぎやすい女性の体にとって“安心感のある日常”をつくる一助になります。
鍼灸は「整えながら、気づかせてくれるケア」
当サロンでは、体の声に耳を傾けるような鍼灸施術を大切にしています。
お灸で温めて“ふわっ”と抜ける
鍼で整えて“すーっ”と落ち着く
施術中に「呼吸が深くなった気がする」と感じる方や、「リラックスして眠ってしまった」という声もいただいています。
そして「舌」にも体の声があらわれます
東洋医学では、舌は“内臓の鏡”とも言われています。
舌が赤い? → 熱っぽい状態かも
苔が多い? → 胃腸が疲れているかも
舌の縁にギザギザ? → 水分代謝が落ちているかも
自覚しにくい体の変化も、舌を観察することでヒントが得られることがあります。
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