お盆も終わり、日常のリズムに戻るこの時期。
「体がだるい」「やる気が出ない」「胃腸が重い」などの声を耳にすることもあります。
これは、夏の暑さや冷房の影響に加え、立秋の気候変化が重なるためと考えられています。
今日は、お盆明けに特に気をつけたい“夏疲れ”のセルフケアについて、東洋医学の考え方をご紹介します。
夏疲れのサイン例
- 朝起きても疲れが取れにくい
- むくみやすい、手足が重だるい
- 胃腸が弱り、食欲が落ちやすい
- イライラしやすい、眠りが浅い
東洋医学では、これらは「気(エネルギー)」や「水分」の巡りが滞っている状態として説明されることがあります。
また、アラフォー世代は、ホルモンバランスの影響で自律神経が揺らぎやすく、季節の変化に敏感だと言われています。
養生ポイント① 食事
- 冷たいものを減らし、温かい汁物をプラス
- 消化にやさしい「お粥」や「雑炊」もおすすめ
- 東洋医学の観点で養生食材とされるもの:山芋、かぼちゃ、生姜、枝豆
養生ポイント② 体をゆるめる
- 熱中症対策でシャワーだけになりがちですが、ぬるめのお風呂でリラックスするのも◎
- ストレッチや深呼吸でめぐりを整える
養生ポイント③ ツボケア(セルフケアとして)
- 足三里(あしさんり)
- 三陰交(さんいんこう)
- 合谷(ごうこく)
これらは古くから親しまれてきた養生のツボとされ、指圧や温めでセルフケアに取り入れやすいとされています。
鍼灸について

鍼灸では、体質やその日の状態に合わせてツボを選び、全体のバランスを整えることを目指すとされています。
アラフォー世代が感じやすい「疲れ」「冷え」などへのサポートとして取り入れられることもあります。
お盆明けのこの時期は、体を“夏から秋モード”へ切り替えるタイミング。
ご自身のケアに、鍼灸やセルフ養生を取り入れてみるのも一つの方法です。
もし不調が長引く場合は、専門家に相談してみるのも安心につながります。
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