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妊活鍼灸と栄養の関係 〜「妊娠しやすい体」を整えるために〜

管理者 2025.05.28

鍼灸

 

鍼灸サロン いぶきケアルームです!

 

妊活中の方にとって、「妊娠に向けた健康的な体づくり」は大切な土台。
そのために、鍼灸で心身の状態を整えることや、栄養で内側からサポートすることは、いずれも役立つと考えられます。

 

今日は、いぶきケアルームでもお伝えしている「妊活に取り組む方への鍼灸と栄養の関係」について、わかりやすくご紹介します。

鍼灸で整える“巡り”と“土台”

妊娠に向けた体づくりで大切なのは、血流やホルモンバランス、内臓の働きなどの状態を整えること。

 

東洋医学では、「腎(じん)」は生命力や生殖に関わる機能を担うとされ、妊活の土台と考えます。
また「脾(ひ)」は消化吸収を、「肝(かん)」は血の巡りや感情のバランスを担うとされています。

 

鍼灸ではこれらのバランスを整えることを目指し、「冷え」や「ストレス」、「月経不順」などの不調緩和を図ることで、妊活に取り組みやすい体調づくりをサポートします。

栄養は“妊娠の材料”をつくる

体の状態を整えても、赤ちゃんを育むための栄養が不足していては十分ではありません。

妊活中にとくに意識したい栄養素は、

 

  • 鉄分・たんぱく質(血液やホルモンの材料)
  • 葉酸・ビタミンB群(細胞分裂に関わり、貧血予防に役立つとされる)
  • 亜鉛・マグネシウム(ホルモンや酵素の働きをサポート)

 

など。いずれも妊娠を目指す健康づくりにおいて重要とされる栄養素です。

 

私自身も、第一子の妊活や妊娠~産後の経験を通して、生活習慣を見直し、鉄やビタミン類を意識的に摂るようになったことで、体調の変化を感じました。 栄養不足に気づくきっかけは、血液検査の数値でした。

妊娠前から

妊娠を意識した時点から、鍼灸での体調管理や栄養面のサポートを意識することが望ましいと考えられます。

 

妊娠初期に重要とされている【葉酸】は、ビタミンB群・鉄・たんぱく質と一緒に摂ることで、より効率的に体内で働くとされています。
逆に、どれか一つが不足すると“隠れ貧血”や慢性的な疲れの一因となる場合があります。
だからこそ、妊娠がわかってからではなく「妊娠を意識した時」からの栄養ケアが推奨されます。
これは妊活中だけでなく、女性の健康維持全般にも役立つ視点です。

体調チェック、できていますか?

血液検査でまず確認したい項目:

  • 赤血球数(RBC)
  • ヘモグロビン(Hb)
  • ヘマトクリット(Ht)
  • MCV・MCH・MCHC(赤血球の大きさや濃さ)
  • 総蛋白 (TP)
  • アルブミン

 

また、東洋医学的には「舌診(ぜっしん)」も大切な体調チェック方法の一つです。
舌の色・形・苔(こけ)の状態を観察することで、血の巡りや内臓の状態の参考になります。

 

以前の「舌で体調チェック」ブログもぜひ参考にしてみてください。

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